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宮崎大学農学部 稲葉研究室

InabaLab.通信

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InabaLab.通信

2011.03.05

ペプチド・ホルモン宮崎若手研究会に参加

 3月4日、同僚の井田先生が主催した「ペプチド・ホルモン宮崎若手研究会」に参加してきました。

 もちろんメインは若手研究者による発表ですが、今回は昨年文化功労者になれた松尾壽之先生(宮崎大学名誉教授)が「若者に向けて」と題する特別講演をしてくださるとのことで、門外漢の我々にとってはこれが大きな楽しみの一つでした。というわけで、当研究室はみんなで午後から会場に繰り出しました。

 宮崎で数々のペプチドホルモンを発見された松尾先生ですが、面白かったのはやはり岩波書店の「ノーベル賞の決闘」に出てくるギルマンとシャリーの競争に加わった時の話でした。シャリー博士の研究室に行くのはそれほど乗り気ではなかったこと、しかしながらそこでの仕事で自分の人生が大きく変わったことを、数々のエピソードを交えて話してくださりました。こんな刺激になる話を宮崎で聞く機会もめったに無いので、オーガナイズしてくれた井田先生に感謝しております。

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講演をされる松尾先生

2011.02.03

研究室発足6周年!

 いろいろなことに追われて更新をサボっていましたが、実は1月17日で研究室発足6周年を迎えました。といっても私が最初に辞令をもらってからということになるので、岩手大・宮崎大での研究室立ち上げやラボ引越しの期間を除けば、実質5年でしょうか。

 この6年を振り返ると、いろいろなことがありました。研究成果も、イメージどおりのところに出せたものもありますが、あれだけ頑張ってもらったのにもう少し何とかできなかったか・・・、という成果もあります。

 しかし、誇れることが二点。まずは一つは、すばらしい仲間に恵まれたこと。研究室に来てくれたメンバーも、弱小研究室に「積極的に来た」というよりも、「期せずして来てしまった(後悔している人がいたらすみません)」人のほうが多かったのではないでしょうか?主体的に研究を進めたメンバーが6人のみ(稲葉[丈]、中山、大川、柿崎、矢津、稲葉[靖])、実働5年間で「6人のいずれかが筆頭著者で発表した論文・著書が17編」というのは、一人当たりのプロダクティビティーとしてはかなりのものではないかと思います(しかも、実働5年は稲葉[丈]だけで、平均在籍期間は3年少しくらいでしょうか)。もちろん、鈴木さん・安達さんの後方支援あっての成果で、チームプレーの賜物です。

 もう一つは、完璧に独立して研究室を運営できたこと。宮崎大でも、会議で「研究の自立性」について上層部の先生方から意見が出てきましたが、完全に自立して研究をするのはなかなか難しい。独立後に発表した全ての論文・著書20編のうち、「以前の全てのボス」との共著が2編のみ、というのはかなり誇れる成果だと思います。こうすることができたのは、独立する時、元ボスのSchnell先生に「オレはお前の論文に名前を入れてくれてもいいけど、しかしそれではお前が自立しているとは世間が認めてくれないよ」と叱咤激励(実は追放?)されたことが大きいと思います。そのかわり、ほとんどの論文が「元ボス以外」の先生との共同研究成果です。いろいろな先生にご協力いただいたおかげで、元ボスの「影」を消すことができたのだと思います。共同研究者の先生方に感謝です。

 やはり次の5年の目標は、全体的な研究のレベルアップと、大きくブレイクするテーマの開拓でしょうか。今現在、「10年後に大きくブレイクする可能性があるテーマを持っているか?」と問われたら、恥ずかしながら「NO」です。この5年でそんなテーマが見つかれば、思っています。

 

2011.01.10

2011年がスタート

 あけましておめでとうございます。新年も当研究室をよろしくお願い申し上げます。

 昨年は何もないところからのスタートでしたが、秋以降、一気に研究室らしい活動ができるようになってきました。2011年はさらに波に乗って成果を出したいところです。

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最近の研究室の様子

2010.12.25

大掃除とお疲れ様会

 12月21日に研究室の大掃除をしました。完成してから半年の研究室ですのでそれほどホコリは積もっていませんでしたが、耐薬の床が黒ずんでしまったので、皆でせっせとスポンジでこすってきれいにしました。

 メンバーが四人になってから写真を撮っていなかったので、メンバー写真を撮影。タイミングがずれた一枚で、笑ったり違う方向を向いたりしております。真面目な顔のほうはこちらをどうぞ。

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 お昼は青島周辺の海鮮料理屋でランチをしました。また写真を撮りましたが、今度はピンボケ・・・。

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 しかし、料理はとても美味しかったです。

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2010.12.13

蠕虫研究会と植物科学シンポジウムに参加

 更新を怠っているうちに12月になってしまいましたが、その間に研究会とシンポジウムに参加しました。

 まず一つ目は、蠕虫研究会。医学部寄生虫学講座の丸山先生が主催されている研究会ですが、これに呼んでいただき植物プラスチドの話をしました。私の発表の司会は、帯広畜産大学グローバルCOEプログラムリーダーの嘉糠洋陸先生にしていただきました。ポスドク時代のアヤシイつながりが縁で、岩手大時代にセミナーにお招きしたことがありました。宮崎への異動で帯広は随分遠くなってしまいましたが、思わぬところで再会を果たすことができ、感激しました。蠕虫というのはあのニョロニョロした寄生虫の類のことですが、モデル生物で無いということもあり、皆さんかなり工夫をされているんだということが分かりました。研究の進展には、やはり現場での工夫が必要だと実感しました。

 もう一つは東京で行われた植物科学シンポジウム。今回は、今年採択された最先端研究基盤整備事業のお披露目がメインの目的だったようです。パネルディスカッションで、地方の研究者からの意見ということで指名していただいたので、コメントをさせていただきました。大きな学会だとなかなか話をできないような先生方と話をすることができ、これが大きな収穫でした。

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