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宮崎大学農学部 稲葉研究室

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2014年5月アーカイブ

2014.05.14

卒研生が研究成果を筆頭著者で論文発表

 今回は予想外に早い更新です。それは、前回の更新で「もう一息・・・」とつぶやいた研究成果が論文としてアクセプトされたからです。4年生の多田さんが行った卒業研究成果が、Frontiers in Plant Science誌にアクセプトされました(要旨はこちら)。Frontiers in Plant Science誌は2011年創刊のオープンアクセス誌ですが、すでにJCRに収録されており、2013年インパクトファクターがもうすぐ出るようです。卒論を発表するには十分です。

 この論文では、これまでseedling lethalであるとしてホモ突然変異体のライフサイクルを維持するのが困難だった変異体について、ホモ個体から種子を回収する方法を確立したという論文です。論文の最後で少し解析をしたように、このような植物から種子を回収できると、光形態形成における葉緑体タンパク質輸送の役割の解明などが可能になります。もっとも、この論文は卒論で実験系を確立したというところまでの話ですので、残りの卒業研究の期間にさらに成果が得られると期待しています。

 研究成果としては非常に小さな一歩ですが、研究室にとっては非常に大きな一歩です。卒業研究成果で国際誌に論文を出す、というサイクルの第一歩がようやく前に踏み出したからです。さあ、次の「もう一息」を何とか・・・。

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