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宮崎大学農学部 稲葉研究室

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2010.11.11

セミナーの案内【永野幸生先生・11月12日】

 すでに関係者には案内を差し上げましたが、11月12日(金)に私の大学院時代の指導教官で、現在、佐賀大学・准教授の永野幸生先生にセミナーをしていただきます。ご来聴を歓迎いたします。

 

講師:永野 幸生 先生(佐賀大学佐賀大学総合分析実験センター)
演題:植物のキチン受容機構
場所:フロンティア(木花キャンパス)・遺伝資源分野 一階セミナー室(場所
日時:11月12日(金) 午前10:00~11:00

要旨
 植物も動物と同様に高度な自然免疫機構を有しており、微生物などの外敵を感知すると即座に自然免疫系を活性化する。その際、植物は、微生物特有の糖やタンパク質などの分子構造パターンを受容体で認識することで、外敵を感知する。真菌類などの細胞壁に含まれるキチンも、微生物の感染時に、植物の受容体に認識される分子構造パターンの1つであるが、その認識機構は長い間不明であった。
 近年、シロイヌナズナにおいて、キチンに対する免疫応答に不可欠な膜タンパク質として、CERK1が同定された(Miya A. et.al., PNAS, 104, 19613-19618(2007), Wan J. et.al., Plant Cell, 20, 241-243 (2008))。しかし、このタンパク質が直接キチンと結合するかどうかは不明であった。
 そこで、我々は、このタンパク質をパン酵母で発現・精製し、このタンパク質がキチンと直接結合することを証明した。また、その生化学的特徴づけを行った。本セミナーでは、これら研究成果を紹介する。

参考文献:Iizasa E., Mitsutomi M., & Nagano Y. J. Biol. Chem. 285, 2996-3004 (2010)

 

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