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宮崎大学農学部 稲葉研究室

InabaLab.通信

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InabaLab.通信

2017.01.12

2017年が始まりました

 更新をさぼっているうちに、2017年になってしまいました。2016年下半期の出来事を報告しますと・・・

 1) Scientific Reports誌及びPlant Physiology誌に論文を発表

 充実した内容の論文を二編出すことができました。Scientific Reportsはテニュアトラック推進機構の稲葉靖子研究室の成果で、ザゼンソウに関する内容です。Plant Physiologyの論文は当研究室の学部生及び修士学生の力を結集させて出した論文です。大学HPでも紹介していただきましたが、植物細胞における葉緑体から核への信号伝達に「ユビキチン-プロテアソーム経路」と呼ばれるタンパク質分解経路が関与していることを明らかにしました。リバイスにかなりの時間を費やしたので、論文が掲載されて本当に嬉しいです。

http://www.miyazaki-u.ac.jp/news/20170110

 

2) 上原君の論文が農学部の最優秀論文に選ばれました

 今年から始まった農学部の優秀論文表彰制度により、昨年2月に上原君がFrontiers in Plant Scienceに発表した論文が「最優秀論文」に選ばれました。同じ学科の本勝先生も受賞され、最優秀賞3件のうち2件が植物生産環境科学科からとなりました。

http://www.miyazakiac.jp/agr/news/20161208/

 年末には研究室の大掃除もしました。古いながらもピカピカになり、よい新年を迎えることができました。今年はどんな成果が出るでしょうか?ピカピカの成果を出したいですね・・・。

 

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2016.07.02

最近の出来事

 更新をサボっている間に7月になってしまいました。この間、いろいろな出来事がありましたので、ざっと紹介します。

 

1.日本植物生理学会に参加

 盛岡市で行われた日本植物生理学会年会に参加しました。廣澤君が口頭発表、上原君がポスター発表をしました。また、稲葉が「植物オルガネラワークショップ」で講演をする機会をいただきました。

 

2.4年生の卒業および新メンバー加入

 研究室第二期生2名が無事卒業しました。4月には新メンバーが加入し、大学院生が3名、学部3・4年生が5名になりました。研究室に活気が出てきました。

 

3.宮崎大学はたらく未来アワード・最優秀賞を受賞

 研究とは全く関係ありませんが、稲葉が「宮崎大学はたらく未来アワード」の最優秀賞を受賞しました。大学のHPでも紹介されました(こちら)。

 

 そのほか、論文一編がアクセプトになりましたが、これについては後日報告します。

 

2016.02.10

上原君が研究成果を論文発表!

 当研究室M1の上原君の研究成果が、Frontiers in Plant Science誌に掲載されました(Full text, PDF)。シアノバクテリアの重炭酸イオン輸送体BicA及びSbtAを葉緑体内包膜へ導入することに成功した、という論文です。植物の光合成能力をアップさせる一つの方法として「葉緑体の中に二酸化炭素を濃縮する」という方法が有望視されています(解説記事)。そのためには、シアノバクテリアが持つ重炭酸イオン輸送体の葉緑体内包膜への導入がカギとなるわけですが、今までなかなかこれが実現できませんでした。上原君の論文では、複数の輸送シグナルを組み合わせることで葉緑体内包膜に重炭酸イオン輸送体を導入できることを報告しました。Frontiers in Plant Science誌はオープンアクセス誌で、2014年のImpact Factorは3.95程度です。デビュー作としては上出来です。

 この論文は1月8日にアクセプトされ、2月2日に掲載されました。そうしたところ、ナント2月3日に他のグループの「重炭酸イオン輸送体を葉緑体内包膜に導入した」という論文が同じ雑誌にアクセプトになりました。いや~、驚きました・・・・。たった一か月とはいえ、先に発表することができてよかったです。

 学生が執筆した論文が国際的なジャーナルに掲載されるのは、当研究室では初めてです。後に続く後輩たちにいい刺激になりました。 

2016.01.08

学科プロモーションビデオ&Schnell先生来日

 あけましておめでとうございます。あっという間に2016年になってしまいました。

 報告になりますが、私たちの研究室が所属する植物生産環境科学科の新しいプロモーションビデオが出来上がりました。以前のバージョンは5年以上前に作られたもので、内容的にも古くなったため作り直しました。新しいビデオ、かなりの力作です。是非、見てみてください。

 Youtubeの動画へのリンクは以下になります(約3分)。当研究室の関係者も出ていますが、どこか分かるでしょうか? 

 https://youtu.be/EUjaTQ_uwNo

 一人でも多くの人が、植物生産環境科学科に興味を持ってくれるとうれしいですね。 

 

 12月には、稲葉が参画している「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム(日本学術振興会)」の国際シンポジウムがあり、スピーカーの一人として元ボスのDanny J. Schnell先生が来日しました。宮崎は2回目ですが、今回は天気が良く宮崎を満喫してもらえたと思います。最初の頃はほとんど話をしなかった学生さんも、昼食に一緒に行ってもらったりしているうちに、少し英語でコミュニケーションをとるようになりました。特にM1、4年生は自分の研究について英語で説明をしてもらったので、いいトレーニングになったと思います。そして、最後の締めは大掃除と忘年会で2015年を終えました。

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2015.11.11

2015年度上半期

また悪い癖が出て更新をサボっていました。その間をまとめて報告すると...

 1. 稲葉がSEB2015で発表

 6月末から7月にかけて行われたSociety for Experimental Biologyの年会(SEB2015,チェコ・プラハ)で稲葉が口頭発表しました。30分の口頭発表時間をもらい、なかなか充実した時間を過ごすことが出来ました。

 2. 4年生が日本農芸化学会中四国・西日本支部合同大会で口頭発表

 4年生の上村さんと廣澤君が9月に松山市(愛媛県)で行われた農芸化学会中四国・西日本支部合同大会で口頭発表しました。学会デビューです。電車と船を乗り継いがないと行けないので遠かったですね。

 3. 上原君がタンパク質と酵素の構造と機能に関する九州シンポジウムで発表

 M1の上原君が大分県別府市で行われた「蛋白質と酵素の構造と機能に関する九州シンポジウム」で成果発表しました。

 というわけで、4年生はいよいよ卒論の追い込み、3年生は本格的に活動開始です。そしてもうすぐ2年生の研究室配属がありますので、1年が飛ぶように過ぎていく感じですね。

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プラハ市内の様子(左)と農芸化学会支部会での記念撮影(右)

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